はじめまして。
詩人の石田瑞穂です。
「ブログとかやらないの?」と言われつづけて数年。
今になって、ですが、
週1回以上更新をめざしてがんばります。
約6年ぶりに、詩集を出すことができました。
6年ぶりにもかかわらず、
『まどろみの島』のちいさな広告を見て、
お問い合わせをいただきました。
とてもうれしく、感謝しております。
編集は『現代詩手帖』総編集長の高木真史さんが
みずからかってでてくれました。
装幀は小説家の川上未映子さんの本も担当されている
ブックデザイナー奥定泰之さんの仕事。
海を思わせる淡いブルーに、
空の箔押しが島のようにうっすら浮かびあがる。
帯はある角度から眺めると、
渚みたく光ります。
自分にはもったいないような、
このA5判形のちいさな詩集は、
神楽坂のアイリッシュバーで
自著になにも注文をださない詩人に、
エディターとデザイナーが心を砕いて
考えてくれた本です。
(献辞を固辞された高木総編集長、
この場を借りてお礼を申し上げます)
このブログページは、新詩集のお祝いに、
妻がプレゼントしてくれたもの。
ぼくが綴った新しい詩集は、
亡き従妹へのレクイエムです。
彼女のお母さんは毎日せっせと
新鮮で美味しい野菜を育て、
ぼくら家族に届けてくれます。
さまざまな人のつながりと、想いが、
天国で暮らす彼女にも届きますように。
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