2014年1月22日水曜日

トヨダヒトシ×管啓次郎「NAZUNA」を観に




去る1/16
新しくできた
明治大学
中野キャンパスに
写真家
トヨダヒトシさんと
詩人
管啓次郎さんの
イベント
「NAZUNA」
を観にいった
中野を
じっくり歩くのは
5年ぶりぐらい
まずは
老舗の
サントリー・パブ
「ブリック」で
ラビオリを
つまみに
ハイボールを
5杯呑む
(1杯200円也!)
ブッリクは
京都の
サンボアを
彷彿とさせる
エンジンが
あたたまって
きたので
会場へ
トヨダヒトシ
さんは
「1993年から
ニューヨークを
拠点に、
写真を一切
プリントせず、
何も跡を残さない
写真表現としての
〝スライドショー〟
で映像日記を
発表しつづけている
写真家」
(DMより)

90分以上に
及んだ
スライドショーは
「9.11」の
タワー崩壊
を現場で捉えた
映像から
はじまって
野花の
うえで
死んでいた
ミツバチの
写真
トヨダ氏の
お母さんの
闘病
そして臨終
といった
グローバル化
した社会の
ダイナミックな
渦巻きと
その片隅で
輝く
家族
動植物
人々の
営みが
光の糸を
結いながら
ひとつの
星雲として
一挙に
たちあがる

大と小
矛盾する
ような
星々の動きも
トヨダさんの
映像の
虚空では
お互いを
排斥することは
ない

トーク
のなかで
管啓次郎さんが
「社会の冷たい
部分に
関係性の
変更を迫る」と
指摘されて
いたけれど
トヨダさんの
映像には
ブルーシート
のテントで
暮らしはじめた
外国人
虚無僧など
不器用
ながらも
社会の
マジョリティー
に与せず
真摯に自分
生き方を
さぐる
人の姿や
元野良犬たち
の姿が
とても
印象的だった

スライドショー
というものを
二十数年ぶりに
たっぷり
堪能したけれど
いちまい
いちまい
カチャ
カチャ
あたたかい
手替えの
音が響いて
いいものですね

写真は
冷たいもの
をこえて
あたたかい
手触りと
音色を
世界の光景に
取り戻そうと
すると
その音が
伝えてくれた

実行委員会の
学生さん
たちも
ありがとう!

とてもいい
幻燈会でした

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