2014年4月21日月曜日

Mikrokozmosz:写真展と桜と鰻と




4/18に
装幀家
奥定泰之さん
の誘いで
東京・蔵前
にある
お寺
長應院さん内
ギャラリー
「空蓮房」
で開催の
武田陽介さん
写真展
「Stay Gold」
を観る

http://www.kurenboh.com/jp/show.html

空蓮房さんは
とても
ユニークな
つくりの
写真専門の
ギャラリー

お茶室の
ような
ドアを
くぐると
真っ白な
それこそ
3畳半
ほどの
空間に
プリントが
展示してあった

一度に
入室できるのは
一人だけである

武田氏の
今回の展示は
植物の枝葉を
モチーフにした
写真が中心

その
葉先や縁で
金色や
虹色に
光が
まわったり
はじけたり
踊ったり

被写体として
葉が先に
生まれるのか
光が先に
生まれたのか

多様な
瞬間と時制が
混生しつつ
問いかけてくる
じつに
不思議な
写真世界

デジタル処理や
エフェクトは
いっさい
しておらず
プリントを
焼くときに
調整すると
出現する
効果なのだとか

展示写真と
対をなす
白壁には
アメリカの詩人
ロバート・
フロストの詩が
詩人の
クレジット
なしで
付されている

「Stay Gold」は
そのうちの
一詩句

空蓮房の
房主で
長應院
ご住職の
谷口さんに
よれば
「写真は
独りきりで
対話するように
観てほしい」
そうだ
とても素敵な
お坊さんだった

半時間ほど
白と
写真と
言葉の
空間で
ぼうっと
させて
いただく
奥定さんと
蔵前の
喫茶店で
ビールを
呑みながら
おしゃべり
したあとは
山と渓谷社
編集部と
打ち合わせ

そのあと
神楽坂の
本格
イングリッシュパブ
「ロイヤル・
スコッツマン」で
思潮社の
出本さんとも
打ち合わせ

それから
葉桜を観て
鰻を食おうと
いうことで
神楽坂の老舗
「たつみや」へ

「見えない波」
プロジェクトで
ぼくの詩の
英訳を
破格の条件で
してくださった
遠藤朋之さんにも
お礼がしたくて
ご招待した

仕事の話は
なしで
という
前約束だったが
話したのは
やはり
詩のこと
ばかり

遠藤先輩の
すばらしい
英訳の
おかげで
ぼくは
今年八月の
スロベヴェニア
国際文学祭に
招待を受ける
ことができ

2016年には
ロンドンを
再訪できる
運びとなった

遠藤さん
感謝します!

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