フランスはラ・ボーヌの陶芸家、ダヴィッド・ルーボーさんから白磁の筒茶碗をプレゼントしていただいた。フランスではこれで紅茶やカフェオレを飲むのだろう。とりあえず、ぼくは母に茶室で一服たててもらう。
信州、釜山などで修行しただけあって、オリジナリティーをひきだしつつ、茶事にもちゃんとつかえる抹茶碗になっていた。カメラのせいで青みがかってしまったけれど、あたたかい肌合いの白磁で、釉薬は黒田泰三氏から習ったとか。母によると、すこし高台は低いけれど持ち手は具合がよろしいとのこと。
日本の作家の茶碗とくらべると、やはり洋風、フランス味があって、新鮮な気がする。花器には、母が庭のヤブツバキ(侘助)とイトギク、リョウブを活けた。ダヴィッドさんの白磁筒茶碗は、ときどき気軽な自服でつかわせてもらおう。
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