2014年5月14日水曜日

前橋の三角みづ紀さん




去る4/26
(すいぶん前
ごめんなさい)
詩人の
三角みづ紀さんの
初「個展」に
いってきた

場所は
前橋市内の
「ヤーギンス」
さん
弁天通り
アーケード
という
商店街のなかに
できた
アートスペース

いま
前橋では
おもに地元
アーティスト
が中心となり
現代美術から
積極的に
街興しをしている

昨年
三角さんと
静岡連詩でご一緒
したときに
三角さんが
定期的に
前橋に通われている
ということを
きいていて
ぼくは興味津々
だったのだ

ヤーギンスでの
個展は歌人の
野口あや子さん
はじめ
美術家や詩人が
それぞれの
「三角みづ紀」を
つくる
というこころみ

4/26の
イベントでは
三角さんも
登場して
フェンダー
ジャコ・モデルを
奏でる
フレットレス・
ベーシストの
織原良次さん
Macで
音響を紡ぐ
藤口諒太さんらと
セッションした

とはいえ
ストレート
アヘッドな
ジャズベースと
詩の朗読
ではない

織原さんは
ベースでつくる
「透明な家具」
という
ユニークな音楽を
つくっているのだが
三角さんの
詩行と
織原さんの
ペダルを使用した
ベースのエコーが
アンビエントとして
空中で
響きあう
という趣向

三角さんが
ささやくように
読む詩と
ベース弦の
「ふるえ」が
ヤーギンスに
ぴんとした
空気感を
生みだしてゆく

イベント中は
出演者も
観客も
気ままに出歩いたり
おしゃべりしたり
本を読んだり
できる

ぼくは
ビールを呑み
駄菓子屋を
のぞき
子どもと遊ぶ

三角さんは
ヤーギンスの奥の
畳部屋で
ごろんと
ころがる

街と詩と美術が
つながる

そんな面白い
センスを
どうやら
三角さんは
前橋の
アーティスト
たちからも
吸収している
ようなのだ

このつづき
また
書きます

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