三角みづ紀さんの
個展に来ていた
美術作家で
アートタウン前橋の
中心人物の
ひとりでもある
小野田賢三さんが
案内してくださる
まずは
昨年開館した
ばかりの
「アーツ前橋」
ダダイスト
白川
昌生さんの
個展が
開かれていた
白川さん
ご本人も
三角さんの
個展に作品を
寄せられていて
ご挨拶した
つづいて
お連れ
いただいたのが
「旧安田銀行担保倉庫」
煉瓦造りの
歴史ある建物
小野田さんは
群馬出身の
若手アーティストらに
声をかけて
ここを
アートギャラリーに
してしまった
一階は
アンティーク屋
「コンチキ」さん
が入り
二階がギャラリー
急勾配の
古材の階段を
のぼってゆくと
ほとんど
照明もない
薄暗がりの空間に
ぽつり ぽつり
アート作品が
設置されている
なんと昨年
ワタリウム美術館で
個展が開催された
JRの作品がある
鎧戸を工夫してあり
ステンドグラス
みたいに
浮き上がって
見えた
小野田賢三さん
の作品もある
CMYKカラーの
プラスチック製
ビールケースを
配置した
ミニマリズム
(というより
specific object)
とても面白い
小野田さんは
ドナルド・ジャッドや
ステラがお好きで
リチャード・セラに
教示を受けたとか
ぼくも
ワタリウムの仕事で
ブルース・ナウマンの
個展のお手伝い
をしたことがあり
話が盛りあがった
群馬の近代画家
村山琴泉の
油彩作品もあった
さらに
商店街の
空き店舗?を
活用した
アートスペース
Maebashi Works
通称「MW」では
白井昌生さんの
展示の関連で
評論家の
アライ=ヒロユキ
さんのトーク
があって
ヘンリー・
デイヴィッド・
ソローや
ナンタケットの
話をしている
小野田さんに
よれば
前橋では
こんなふうに
毎週末の如く
密度と感度の
高い催しが
開催されて
いるのだそうだ
もともとは
シャッター商店街
が多くなりだした
前橋を
アートで
復興しようと
有志が集って
いるのだとか
理論派の
アーティストたち
だけあって
復興も
構築美というか
きちんと
コンセプチュアルに
進行している
という印象を
受けた
三角さんの
個展会場
「ヤーギンス」
さんに
戻ると
宴会というか
ホワイト餃子の
鍋の準備が
着々と
進んでいた
昨今の
三角さんの詩は
とくに
詩という
ジャンルも
飛び越えて
柔軟な思考で
変幻自在な
気がするのだけれど
前橋で出会った
アーティストや
ミュージシャン
たちとの
交流が影響している
のかもしれない
詩人の
チャールズ・
オルソンや
ジョン・ケージが
集った
ブラックマウンテン・
カレッジも
こんな雰囲気が
あったのかも
三角さんが
今回の個展のために
「制作」された
詩的小冊子
「airmail for exhibition」
を手にしながら
そんなふうに
感じた
楽しく
勉強になって
元気をもらった
一日でした
とても親切に
してくださった
前橋のみなさん
ほんとうに
ありがとう
また遊びに
行きます
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