2014年7月22日火曜日

朗読劇「銀河鉄道の夜」とボルシチ


7/20(土)は
明治大学
アカデミー・ホール
で開催された
小説家の
古川日出男さん
詩人・比較文学者の
管啓次郎さん
翻訳家の
柴田元幸さん
ミュージシャンの
小島ケイタニーラブさん
による朗読劇
「銀河鉄道の夜」
東京最終公演に

500人以上入る
ホールが
ほとんど埋まるほど
大盛況だった

会場でばったり
詩人の
佐川亜紀さんと
お会いする
佐川さんは
柴田さんとは
同窓生なのだとか

その日は
宮澤賢治が
好きな
母と一緒に
お伺いした

宮澤賢治の
作品が
小説と詩
翻訳という
いまの文学の
息吹と声で
新たに
蘇った姿に
母も感銘を
受けたらしい

帰りは
母のリクエストで
東京堂へ
母はふだん
さいたまの
本屋さんに
通っているので
珍しいらしく
書棚に夢中で
見入っている

ぼくは
不世出の
幻想小説家
といわれる
山尾悠子氏の
『ラピスラズリ』
サイン本を
見つけて購入
高校生以来
ずっとファン
だけれど
署名本を
手にとってのは
はじめて

山尾悠子は
あまり世に
知られていない
カリスマ的な
小説家
ぼくはずっと
その独特な
文体と世界観に
魅せられてきた

すると
レジの傍で
これも
ばったり
『アイルランド
モノ語り』で
今年の
読売文学賞を
受賞された
 栩木伸明さんと
邂逅
栩木さんも
「銀河」に行かれた
らしく
驚かれていた

スコールのような
雨をやりすごし
食事は
神保町の老舗
ロシア料理店
「ろしあ亭」へ

「銀河鉄道の夜」
「注文の多い料理店」
を読むと
ロシア料理を
連想してしまう
のは
なぜだろう
やっぱり
北国だから
だろうか

隣のテーブルに
座っていた
若いロシア人
女性が
話しかけてきて
母と意気投合

ウオッカを
ショットグラスで
つぎつぎ呷り
流暢な日本語で
「暑い暑い」と
いいながら
扇子で
美しい顔を
扇いでいた

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