東京ステーション・
ギャラリーで
開催中の
「ジャン・フォートリエ」展
とても
おすすめです
フォートリエ
というと
「アンフォルメル」の
先駆的作品となった
《人質》シリーズ
が有名だけれど
ぼくは
フランシス・ポンジュ
との共作
『アスパラガス』
を思い出す
ジャン・ポーラン
をはじめ
瀧口修造
大岡信
など
日仏の詩人たち
とも
ゆかりがあり
インスピレーションを
与えてきた
展示では
ジャン・ポーランを
インタビュアーにした
貴重な映像
「怒れる者
フォートリエ」も
上映されていて
あの独特の
厚塗り技法を
フォートリエ自ら
実演している
ぼくは
フォートリエの
《裸体》シリーズが
好きで
ヨーロッパで
評価を受けた
ジャズ・ピアニスト
マル・ウォルドロンの
オリジナル・ナンバーに
捧げられた
《オール・アローン》
現物を見られたのが
うれしかった
暗翳として
鋭く
それでいて
エレガントで
あらためて
フォートリエは
色彩感覚が
すばらしい
と思う
陶板のように
肉感的な
厚塗りも
写真では
ぜったいに
再現できない
やっぱり
絵画は実物を
肉眼で
見るべきだ
東京では
会期の終わりが
近いけれど
ぜひ
いってみてほしい
画家では
食べていけない
時代に
ナイトクラブも
経営していたという
フォートリエ
俳優みたいに
精悍なマスクは
若いころの
田村隆一さんに
似ている
と思いません?
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