2015年5月22日金曜日

誕生日のすごし方



  5月21日は誕生日。まあ、もうそんなにうれしいわけでもないけれど。あすからしばらく大阪、京都なので、午前中に書評とエッセイを脱稿し、打ち合わせもないから、とりあえず昼食は寿司屋で呑む。
   浦和の「よし佳」へ。さすがにシンコはでていなかった。作家山口瞳の「シンコを食べなければ私の夏は終わらない」が、温暖化のせいで、いまでは「夏ははじまらない」になってしまった。かわりに、カマスの昆布〆などをいただく。お銚子は二本。
    午後に帰宅して原稿。左右社さんから依頼された、管啓次郎さんの近著『ハワイ、蘭嶼』の書評五枚。それから、大阪での「まどろみの島ーuisce agus loch」展のための身支度。丸ノ内のブルックス・ブラザーズで買ったシャツをつめこむ。
    夜は家族と浦和の「田楽」へ。プレゼントにヴィトンの名刺入れをもらう。しかし、肝心の名刺を、ここ半年つくっていない。帰宅して、エド・マクベインの「87分署」シリーズを読んでいると、詩人の城戸朱里さんから電話。11月の鹿児島で行われる国民文化祭鹿児島大会後の「遊び」の打ち合わせ。城戸さんはあらたに桃山時代の古備前らっきょう徳利を手に入れられたようで、骨董話で長電話。そんな、不惑すぎの誕生日でした。

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