日本現代詩歌文学館
吉増剛造さん「お土産詩」直筆原稿カラーコピー
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2013年2月16日、
岩手県北上市の日本現代詩歌文学館に、
笠井叡×吉増剛造
「歌と舞のあたらしいページ」
(トーク司会・林浩平氏)
企画展示・パフォーマンスにいってきました。
笠井さんと吉増さんの素晴らしい競演でした。
林さんが司会のトークも、
おふたりの仕事をよく知る林さんだからこその、
的確でわかりやすい流れになっていました。
イベントと展示の内容については、
「現代詩手帖」にレヴューを執筆予定です。
(掲載記事をぜひご覧ください)
会場には書肆山田の鈴木一民さんのお顔も。
主任学芸員の豊泉さん、木村さんをはじめ、
日本現代詩歌文学館の皆様に、
大変お世話になった旅でした。
気温は日中でもマイナス2度ほど。
垂直に降る関東の雪とはちがい、
北上のパウダースノーは風にのって
ゆっくり水平に浮遊してゆく優美な雪。
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前日の2月15日、
詩人の城戸朱理さん、マッド・バンビさんと
ぼくは北上に前ノリして宿泊。
夕方から詩歌文学館の豊泉さん推薦の
地元の寿司割烹「魚菜」で吞みました。
つきだし三菜のひとつ、帆立貝柱のカツ。
ものすごくでかい貝柱、丸ごと一粒を揚げて。
バター牡蠣
いうまでもなく、刺身は新鮮。
これで2人前の盛り合わせです。
血の滴りそうな本鮪の赤身。
牡丹海老はぷりっぷりで、20センチちかくあった。
豊泉さんに地酒「浜千鳥」を三本、差入れていただく。
最後に寿司を一人前ずつ頼むはずでしたが、
もうお腹いっぱいで食べられませんでした。
会計はひとり3千円ほど。
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イベント当日のお昼は、
偉大なVisual Poet 高橋昭八郎さん、伊藤元之さんらが
青年時代を過ごした北上市街を散策。
普通のスーパーの名店街で食べたのが、
下の回転寿司。
平目の縁側は肉厚でぷりぷり。
舌にのせると、じんわり溶ける。
寿司の種類も関東とはちがうものがいっぱい。
巻物も「すじこ巻き」など、
魚介が豊富な岩手ならでは。
牛タンの炙焼き寿司も美味でした。
日本酒のアテに最高の蟹味噌が
大盛りの軍艦巻き。
城戸朱理さんから生地岩手県のお話や、
北上「VOU」の逸話をききながら昼酒。
そんな話をきいたイベントの後で、
ぼくは本物の伊藤元之(下写真中央)さんと
初めてお会いすることができたのです。
なんて贅沢な1.5日だったんだろう。
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