スカパー!チャンネルで放映予定のテレビ番組「H」。京都ミシュランガイドで星を獲得した「ごだん宮ざわ」さんを、詩人のぼくと翻訳家の石田みゆがたずね、京料理をいただくという趣向なのだが、いよいよ撮影がはじまった。
お昼に、ごだんさんに集合。すでに、撮影クルーは現場入りし、料理長の宮澤政人さんとスタッフのみなさんも朝七時ごろからお店で仕込みと準備をされていた。
すぐに撮影開始。詳細はここで語らないけれど、さまざまな雅陶の本歌、現代の名工の作品に盛られた宮澤さんの、あでやかで、おいしい京料理に饗応され、撮影もわすれてぼくはごきげんに。盃をあげ、箸をとり、そうこうしているうち、あっというまに二時間半がすぎる。
食事シーンの撮影終了後、宮澤さんがおっしゃった言葉が印象にのこった。「全員が一丸となって、ひとつのものをつくる。いいですね」。
前日は流響院撮影とお店の営業、閉店後はメニューを練りなおし、仕込みをされたのだろうから、宮澤さんもお店の料理人のみなさんも、ほとんど寝ていないのではないか。
それでも、いやな顔ひとつせず、気持ちも乱さず、撮影をやりとげられたのだから、宮澤さんはじめ「ごだん宮ざわ」のみなさんには感服した。もちろん、番組制作・撮影陣のみなさんにも。
ぼくらの撮影がおわると、記念撮影。この後、ごだんさんと撮影クルーはブツ撮りにはいる。宮澤さんは、撮影につかった器がブツ撮りされていくのをモニターで確認しながら、子どものように目をきらきらさせ、じつにうれしそうな顔をされていた。料理も器も、ほんとうにお好きなんだなぁ。
以下、感謝と敬意をこめて、出演者各位、番組制作・撮影クルーのお名前を書かせていただきます。
料理長・宮澤政人さん
「ごだん宮ざわ」のみなさま
番組監修者の城戸朱理さん、小野田桂子さん、井上春生監督
赤塚ディレクター、安田キャメラマン、音声の中村さん、ヘアメイクの竹下さん、照明・撮影クルーのみなさま
フランス語翻訳家・石田みゆ
ほんとうにお世話になりました!
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