今月末から、フランス。そういえば、、。
それが、写真の「ABBマスタード」笑。
昨年から今年にかけて、石井さんはドイツのデュセルドルフに滞在していたのだが、このマスタードは、デュセルドルフ名物らしい。かのゴッホが、あまりにおいしいのでデッサンしてしまったのだとか。
めずらしく呑み残したビールがあったので、三元豚の肩ロースの塊を買ってきて、ビール煮をつくってみた。
これに、ABBマスタードをつけてみる。
日本の、洋がらし=黄色、という概念はともかく、つんとした辛子のキックは毛頭なく、適度な酸味とチョコレートのようなまろやかさがある。たしかに、名脇役。
豚の脂の馨と旨さを殺さず、ぐんとひきたてる酸味とほのかな辛さは、きっと、本場のソーセージとあわせたら、抜群だろう。どんな香辛料がブレンドされているのかわからないけれど、ひかえめながらしっかり効いたスパイスの馨が、とにかく、いい。
ゴッホが気にいったのも、わかる。というか、やはりゴッホという画家はグルマンだったんだなぁ。ぼくがこう書くのもなんですけど。このマスタード、日本でも販売しているのかな。
ちなみに、ぼくのビール煮にはコツというものはないのだけれど、煮るときに肉をしたに、大量のタマネギをうえにしてルクルーゼでことことするくらい。そして、煮上がるまでは、けっしてかきまぜない。
そうすると、二時間煮てもタマネギがくずれたり溶けたりせず、エキスが雑味なく肉に浸透するかんじがします。今回はきのこをいれましたが、ふだんはタマネギだけです。
こんど、浦和の軍鶏や、田楽に持ち込んで、軍鶏の手造りソーセージと、あわせてみようかしらん。
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