月曜日から出張中。その12月19日の夜。『耳の笹舟』藤村記念歴程賞受賞のお礼もあって、装幀をしてくださった奥定泰之さん、思潮社編集部の高木真史総編集長、担当編集者の出本喬巳さんをおまねきして、神楽坂の老舗鰻や「たつみや」で呑む。
奥定さんがFacebookに『耳の笹舟』の装幀をめぐって書いてくださった。リンクをはっておきます。
https://m.facebook.com/okusadadesign/posts/1695340844051777
呑みながら、「現代詩手帖」誌で予定されているフランス詩特集、詩人の安東次男氏晩年のエピソード、作家の金井美恵子氏の手書き原稿、渦まくアメリカ、高木総編集長が愛するボブ・ディラン、ブック・デザイン、いろんな話題で盛り上がった。
ぼくも知らなかったのだけれど、出本氏は学生時代からサックスを嗜んでおり、ジャズがお好きなのだとか。邦人としては初めてニューヨークのブルーノートでワンマンライブをおこなった今話題のトランペッター、黒田卓也氏は、なんと、出本さんの同窓生なんださそう!
あっというまに11時。四時間ちかく呑んでしまった。
たつみやさんは9時30分閉店なのだけれど、女将さんは文句ひとつもいわず、ぼくらに歓談のひとときをあたえてくれた。
高木さんと出本さんは、帰りがけにモエ・シャンドンをプレゼントしてくださる。
みなさんと別れたあと、ぼくは水道橋のバー「グランド・ライン」で、2時すぎまで呑む。ころがるようにタクシーに乗り込み、投宿先の「山の上ホテル」へ。
翌朝はホテルのラウンジで打ち合わせ。終了後、ホテルの「鉄板焼 ガーデン」で昼酒。
写真は、仙台牛フィレステーキ。鰻の写真は、これから書く記事とかぶってしまうので。
奥定さん、高木総編集長、出本さん、愉しい一夜を、どうもありがとうございました。
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