みなさん、よいクリスマスをおすごしでしょうか。
ぼくは妻と浦和のフレンチ「Amelie chez UEHARA」さんで食事。
すこし浦和駅からはなれた、隠れ家的なレストランで、知る人ぞ知る名店なのだ。店名は映画『アメリ』からとられたそうで、お店の雰囲気とお料理は女性的で創意と想像力あふれる映画のなかのアメリそのもの。
客層はヤング、アダルト、両方。一昨年、去年とふられたが、ことし三度目のトライで予約できた。
写真で紹介したのはクリスマスディナーの一部。どのお料理にもおどろきがあって、エスプリもきいている。
平目は低温の油で煮るコンフィだけれど、ほとんど生でお刺身のよう。サフランとクリームの意外なマリアージュもよくあう。したにひいてある根菜は、サツマイモと沖縄のヤーコン。
ワインは、ブルゴーニュの名家パトリック・クレルジェ、2004年のピノノアール。そしてプロヴァンスのキュヴェ・プリヴェ1998年。キュヴェ・プリヴェは重厚ながら甘やかな乳酸の馨。キックは重いけれど、酸の後味が至極すっきりとしている。
去年のクリスマスは茅ヶ崎の「Le Taro」さんだった。あれからもう一年もたつんだね、と、ディナーを味わいながら夫婦でしみじみ語りあう。クリスマスは夫婦の忘年会のようだ 苦笑
若いころのクリスマスは刺激的だったけれど、今年もなんとか無事にやってこれたことを感謝しつつ、語らうひとときを楽しむ。近年は、そんなクリスマスになってきた。おなじクリスマスなのに、齢とともに愉しみが移り変わってゆくのが、おもしろい。
そんな、いかにも成熟したオトナのクリスマスイブだけれど、明日25日のクリスマスは、妻が友人とでかけるのだという。
しめしめ、と思い、浦和の鮨屋「よし佳」さんを独りで予約。昼から一杯やって羽をのばそうと画策する自分がいる。
成長、してないなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿