「ビート派以降」、あるいは「言語詩」の詩人として知られる、現代アメリカ詩人マイケル・パーマーのモノグラフ、山内功一郎著『マイケル・パーマー オルタナティブなヴィジョンを求めて』(思潮社)が刊行され、ぼくのもとにもとどいた。
静岡大学教授であり、ぼくの学んだ獨協大学の先輩でもある、山内さん。昨年、神楽坂の名物喫茶店「トンボロ」でお会いしたときに、本書のお話をきかせていただいた。
すばらしいモノグラフであり、詩的批評書。ここにすぐにでも紹介を書きたいが、書評を書く可能性があるので詳述はひかえます。
かわりに、詩人の野村喜和夫さんの帯文を以下に抜粋しよう。
「精緻な分析がある。対象への深い愛がある。同時代の思想や芸術への広い視野にも欠けていない。そしてなにより、それらすべてを運ぶ文書がすばらしい。本書は、現代アメリカを代表する詩人マイケル・パーマーのモノグラフとしてのみならず、第一級の詩論書として、近年まれにみる成果のひとつに数えられよう。」
ご刊行おめでとうございます、山内さん!
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