左から文月さん、和合さん、遠藤さん
城戸さん、遠藤さんのリーディングを上から覗く、和合さん
文月さん。暁方さんのすぐ次がぼくの出番でした。ミセイさん、写真がなくてごめんね!
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1/17、土曜日の午後。東京は外苑前駅
ちかくのワタリウム美術館で、「旅の詩、詩の旅」イベントに出演した。詩人の城戸朱里さんが企画、主催、司会。アメリカ現代詩研究者で和光大学准教授の遠藤朋之さんがトークと朗読の司会をしてくださり、詩人の暁方ミセイさん、石田、城戸朱里さん、文月悠光さん、そして福島から和合亮一さんが出演した。
テレコムスタッフ制作の詩とアートの番組「Edge」から、旅の詩人、白石かずこ篇、田村隆一篇が上映。つづいて、トーク、朗読という運び。
トークでの旅の名言は数数あったけど、チベットの旅から帰国したばかりの暁方ミセイさんが、旅を「正当な孤独」と形容したのが印象に残る。その一言に、彼女の旅のセンスや哲学がこめられている気がした。ぼくらが旅に出るのはそれを求めてだし、詩を書く行為も、生きることの「正当な孤独」を求めてのことだと思う。
日曜日からドバイで執筆滞在という文月さんの堂々とした朗読をはじめ、出演者の朗読もすばらしく、一詩人として勉強させていただいた。さらに、この日、ぼくが着目したのは、オープンマイクでのリーディング。浅野彩香さん、斎藤千尋さん、猫野エミリーさんをはじめ、現代詩手帖などを賑わしはじめた新しい詩人たちが飛び入り。詩も朗読も面白く、刺激になりました。
ワタリウムからはまた近々、ポエトリーリーディングをしたい、とのお話もいただいた。ご来場のみなさま、本当にありがとうございました!オープンマイク、とてもいいなぁと思いつつ、中華『楽記』で上海鶏とまるで老酒の風味のシャルドネで楽しく更けていく青山の夜。
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