詩人の望月苑巳さんが編集・刊行人の詩誌『孔雀船』85号に、詩が掲載されました。タイトルは「失聴」、今冬に刊行予定の新詩集に収録する長詩。連作詩「耳の笹舟」は、国内掲載はこれが最後。あとは海外の文芸誌に数篇が発表され、詩集を編む作業に入る。
『孔雀船』は内容、誌面ともに非常に充実しており、個人刊行のポエトリーマガジンの範疇を超えた、本格的で豪華なつくりになっていると思う。そして、もちろん、伊良子清白の同名の詩集が頭をよぎる。望月氏の熱意が感じられる素晴らしい詩誌に、発表の機会を得たことは嬉しく、光栄だった。
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