東京は外苑前のお寺、梅窓院さんで2月17日、ぼくの新刊詩集『耳の笹舟』のプライベート・リーディングとトークの会が開催された。四十名ほどのお客さまがご来場くださる。
東北のためのチャリティー・リーディングにもなっていて、ぜんぶで二十万円をこえるご寄付をいただいた。義援金は、東北の子どもたちに教育関連費として寄付される。
ご来場のみなさま、ほんとうに、ありがとうございました。
リーディングのあとは、白金台のシェラトン都ホテルへ。大阪在住の写真家、赤阪友昭さんと再会。ことしで第二回となる、友さんとぼくのプロジェクト「Uisce Agus Loch, vol.2」の打ち合わせをした。ぐっと、パワーアップしそう。この初夏と夏、関西方面で開催予定です。
友さんはいま、福島の会津市、南相馬市と協働しつつ写真のプロジェクトもされている。3月4日には、南相馬市主催のシンポジウムにもパネリストとして参加されるのだとか。ぼくもシンポと友さんの撮影にたちあうべく、同行させていただく予定だった。ところが、3月11日にちかいこともあって、常宿はほぼ満杯、だという。震災から五年になろうとするいま、かえって関心がたかまっているのは、個人的にはよろこばしいことだと思う。
震災に関連して、赤阪友昭さんはオランダからドキュメンタリー映画を日本に招こうとしている。リ・ワイルダリング、すなわち文明が行き詰まり、無人化した土地で自然や絶滅危惧種が回帰する現象をテーマにした映画なのだが、3月11日に、ご存知、管啓次郎さんの主導で明治大学中野キャンパスにて上映会が開催される予定だ。
詳細は未定だが、ウェブなどから、ぜひご注目ください。
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