関東は11月の初雪。
見沼の樹々は今週から本格的に紅葉しはじめたのだけれど。
今朝、仕事場についたら、黄金の葉をしげらせた庭の大銀杏が冠雪している。紅葉の最中にふる雪を、ぼくはいままでに見たことがあったろうか。
都内での打ち合わせも、きょうは中止。おとなしく、たまった散文を執筆する。万年筆は寒いとインクの出がとどこおりがちだけれど、わがパーカー・デュオフォールドは快調に枡をうめてゆく。
最近は、満寿屋の原稿用紙に万年筆で一発書き。おかげさまで散文の注文も増えつづけていて、ノートに下書をしている時間的な余裕がないのです。
それでも、ちょっと、色づいた葉も見たいなと思い、北島遊さんがすてきな葉たちの絵を添えている、大崎清夏さん文の絵本、『はっぱの いえさがし』(福音館書店)をひらいてみる。
見えにくいかな?表紙裏に「LUNCH POEMS@DOKKYO」のときにいただいた大崎清夏さんの直筆サイン。そのしたに庭で拾ったマルハマンサクの紅葉をひとひら、おいてみた。サインには、大崎さんの描いたちいさなはっぱも、ダンスしている。
今晩の夕食は、おでんと熱燗にしよう。
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