2014年9月5日金曜日

Days of Poetry and Wine(1)〜リュブリャーナ


リュブリャーナ大聖堂


スロヴェニア国歌の詩人
プレシェーレノフと
ミューズの銅像


旧市街への入口



英語はSloveniaだけど
スロヴェニア語では
Slovenja

日本から
飛行機を乗り継ぎ
18時間

ぼくと
比較文学者・詩人の
管啓次郎さんは

ウィーンで
待ち合わせ
8/24夜入国

8/25はこの
美しき首都
リュブリャーナを

散策した
まず
スロヴェニアの

19世紀の大詩人
プレシェーレノフ・
トゥルグを表敬して

リュブリャーナの
中心にある
プレシェーレノフ広場を

おとずれた
旅の無事を祈る
彼の詩は

1991年の
スロヴェニア
独立戦争後

国歌ともなり
スロヴェニアの
建国は

詩から始まった
と広場にいた
アコーディオン弾きが

教えてくれる
スロヴェニアは
イタリア

オーストリア
ハンガリーに
囲まれ

アドリア海に
面した
北海道ほどの

広さをもつ
小国
言葉も文化も

郷土料理も
近隣三国に
深い影響を受け

国民は小学生から
英語を徹底的に
訓練される

『ハリー・ポッター』
ぐらいなら
多くの国民が

原書で読むという
幸いなことに
ぼくも英語で

なんら不自由が
なかった
リュブリャーナは

ほんとうに
ちいさな
首都で

旧市街の奥
小高い丘に
ちいさな

お城
リュブリャーナ・
グラートが

あるけれど
フランスや
イタリアの

地方都市ほどの
規模しかない
そのなかに

たくさんの
美術館と
大図書館

中央広場には
詩人と
月桂樹の葉を

かかげて
祝福する
詩の女神の像

女神さまは
スロヴェニア人女性
美しく麗しい

いい国
じゃないですか
ぼくらは

こうして
詩とワインの国に
舞い降りた

0 件のコメント:

コメントを投稿