暑中見舞い申し上げます。
アメリカ現代詩の研究者で大学講師の友人と神保町で呑む。気温は37度をこえていた。最初は焼きトン。ジョン・アッシュベリー、エリザベス・ビショップの話。
まだ呑み足りなかったから、行きつけのバー「groundline」に誘う。
あまりに暑かったので、ふたりとも黙りがち。
ぼくはモヒート、バラライカ。南半球と北半球を、アルコールの回帰線でひとっ飛び。これがぼくの夏の定番コース。彼はテキーラをショットグラスであおっている。
ふたりでいても、ひんやりしたバーの空気は、どことなく孤独のにおいがする。
ヒートアイランドのオアシスで、言葉もなく、呑む。
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