2014年7月30日水曜日

「見えない波」ディナーイベントの夜


去る7/26夜
水道橋の
イタリアン
翻訳家の
柴田元幸さんが
よく来られる
という
「アンチ・ヘブリガン」
にて
「見えない波」
ディナーイベントが
開催された

「見えない波」
クラウドファウンディング
公式HPに
チームスタッフ
T嬢の詳細かつ
的確な
活動報告が
あるので
こちらを
ご覧ください
http://www.countdown-x.com/ja/project/D6981528/updates/851



レクリエーションで
管啓次郎さんは
ポラロイドで
チェキ撮影


古川日出男さんは
夕食会にご参加の
みなさん
おひとりおひとりの
お名前を
登場人物にした
200字小説×14名分を
その場で書いて
手渡すという
離れ業を
やってのけた


写真左から
「鉄犬ヘテロトピア
文学賞」副賞
鉄犬燭台の作家
八戸の
木村勝一氏
中央
「見えない波」
ヨーロッパツアー
フリーペーパーの
表紙を飾って
くださった
ご存知
イラストレーター
小池アミイゴ氏
そして
一番右がぼく
石田瑞穂

この夜
主に石田は
酔って
遊んでいた
それにしても
濃い写真だなあ


小説家・文筆家
木村友祐氏
手に持っているのは
古川さんの
200字小説
生原稿


右は
「見えない波」の
プロデューサー的存在
スタッフのS嬢

ご来場くださった
詩人の
田中庸介さん
中村和恵さん他
みなさん
ありがとうございました!

イベント後は
アミイゴさんと
カリブ海文学研究
の俊英
大辻都さんと
行きつけのバー
「ground line」へ


ぼくは
ヘヴリディーズの
名スコッチ
「タリスカー」の
限定品
「ストーム」を
傾けつつ
お二人の話に
聴き入る



終電ギリギリまで
絵と言葉
世界の
詩歌について
ボーダレスに
語りあった
のだった

2014年7月25日金曜日

真夏の斜塔とギネス




仕事で新宿へ
くらくら
するほど
暑い

某レコード会社
より
依頼があって
アメリカの
ブルーズ
ミュージシャンと
コラボする
ことになり
契約書を
交わしにいった
のだった

コラボの詳細は
後ほど書くと
思います

打ち合わせの後
ビール!
ビール!
うわごとのように
つぶやきながら
イングリッシュ
パブへ

ファインダーを
覗いたら
docomoタワーが
傾いている

暑さのせいだ
きっと

みなさん
ご自愛ください

明日は
「見えない波」
ディナーイベントへ

2014年7月22日火曜日

朗読劇「銀河鉄道の夜」とボルシチ


7/20(土)は
明治大学
アカデミー・ホール
で開催された
小説家の
古川日出男さん
詩人・比較文学者の
管啓次郎さん
翻訳家の
柴田元幸さん
ミュージシャンの
小島ケイタニーラブさん
による朗読劇
「銀河鉄道の夜」
東京最終公演に

500人以上入る
ホールが
ほとんど埋まるほど
大盛況だった

会場でばったり
詩人の
佐川亜紀さんと
お会いする
佐川さんは
柴田さんとは
同窓生なのだとか

その日は
宮澤賢治が
好きな
母と一緒に
お伺いした

宮澤賢治の
作品が
小説と詩
翻訳という
いまの文学の
息吹と声で
新たに
蘇った姿に
母も感銘を
受けたらしい

帰りは
母のリクエストで
東京堂へ
母はふだん
さいたまの
本屋さんに
通っているので
珍しいらしく
書棚に夢中で
見入っている

ぼくは
不世出の
幻想小説家
といわれる
山尾悠子氏の
『ラピスラズリ』
サイン本を
見つけて購入
高校生以来
ずっとファン
だけれど
署名本を
手にとってのは
はじめて

山尾悠子は
あまり世に
知られていない
カリスマ的な
小説家
ぼくはずっと
その独特な
文体と世界観に
魅せられてきた

すると
レジの傍で
これも
ばったり
『アイルランド
モノ語り』で
今年の
読売文学賞を
受賞された
 栩木伸明さんと
邂逅
栩木さんも
「銀河」に行かれた
らしく
驚かれていた

スコールのような
雨をやりすごし
食事は
神保町の老舗
ロシア料理店
「ろしあ亭」へ

「銀河鉄道の夜」
「注文の多い料理店」
を読むと
ロシア料理を
連想してしまう
のは
なぜだろう
やっぱり
北国だから
だろうか

隣のテーブルに
座っていた
若いロシア人
女性が
話しかけてきて
母と意気投合

ウオッカを
ショットグラスで
つぎつぎ呷り
流暢な日本語で
「暑い暑い」と
いいながら
扇子で
美しい顔を
扇いでいた

2014年7月20日日曜日

「見えない波」座談会


去る7/17
秋葉原の
ルノアールにて
「見えない波」
座談会が
行われました

(写真左から)
小説家の
古川日出男さん
ゲストとして
詩人の
和合亮一さん
詩人・比較文学者
管啓次郎さん

東日本大震災
東北と文学
未来の
小説と詩

2時間たっぷり
充実した
対話になったと
思う

座談会後は
古川さんは
小説の執筆が
あって
帰られたが
詩人チームと
編集部は
隣の
漁師小屋系
居酒屋へ

そこでも
詩と文学の話で
盛り上がった

啓次郎さんと
大漁旗は
似合うなあ

和合さんとは
久しぶりの
再会で
ちょっと
同窓会みたいな
気分
しかもこんな形で
本格的な
対話ができて
ほんとうに
嬉しかった

詩人を
目指している
息子さんの
和合大地くんに
啓次郎さんと
ぼくで
動画メッセージを
送る
ぼくはたんなる
酔っぱらい
だったけれど

この座談会は
年内に
某文芸誌で
「見えない波」
小特集が組まれ
そこに
掲載される
予定です

今日はこれから
朗読劇
「銀河鉄道の夜」へ

2014年7月17日木曜日

共同通信社「アートフル・デイ」に執筆


共同通信社の
アート・コラム
「アートフル・デイ」に
執筆しました

今回のお題は
いま
東京国立近代美術館
で開催中の
「現代美術のハードコアは
じつは世界の宝である」展

現代アートの蝟集で
世界的に高名な
ヤゲオ財団
コレクション展

気鋭のキュレーター
による充実の
展示でした

昨日から配信
されていると
思います
機会があれば
ぜひ
ご一読ください

2014年7月16日水曜日

高岡修さん、来鎌


去る7/13
鎌倉で
高岡修さんを
囲む会が
あって
お伺いした

会場は
小林秀雄や
小津安二郎など
鎌倉人たちが
かよった
天ぷらや
「ひろみ」

メンバーは
詩人の
城戸朱理ご夫妻
(写真右から
三人目)
文芸評論家の
新保祐司ご夫妻
鹿児島の
詩人・俳人
高岡修さんと
(写真左から
一人目)
俳人の
山下久代さん
ぼく

鎌倉の近海の
海老と地野菜
骨せんべいつきの
穴子の天ぷらで
呑みながら
日本の現代詩
現代俳句
ルネ・シャールから
なんとなく
イタリア語の
響きをとどめた
ハリウッド版
『Godzilla』まで
語り尽くし
あっという間の
二時間だった

小町通を
そぞろ歩きつつ
「せいた」で
お土産を
眺めながら
あることを
思い出す

もう
七年程前に
なるけれど
やっぱり
高岡さんと
山下さんが
城戸さんの
誘いで
鎌倉に来たとき
のこと

いつも和服を
素敵に
着こなされている
山下さんが
小町通で
ぼくに
女性物の
鎌倉彫下駄を
その日の記念に
買ってくださった

「いつかいい人が
できたときのために」

その後
新保夫妻の
お招きで
とても素敵な
ご自宅へ
「お茶でも」
というお話
だったが
当然のごとく
酒になる

新保さんは
焼酎好きの
高岡さんの
ために名酒
「百年の孤独」を
あけてくださった
近くの
田村隆一さんの
お墓参りに
という
予定だった
のだけれど
すっかり
気分よく
ご馳走になって
夕に帷は
落ちにけり

夜の部は
北鎌倉で
作家の
藤沢周さんも
来られたそうだが
残念ながら
ぼくは
丸の内で
記者さんと
打ち合わせがあり
やむなく帰京

後髪ひかれる
思いで
電車に
飛び乗った

来年は
招待を受けて
鹿児島の文学祭に
出演する予定

心やさしく
大きくて
ダイナミックな
高岡さんと
山下さん
来年も
お会いできる
と思うと
とても嬉しい

2014年7月11日金曜日

7/20は朗読劇「銀河鉄道の夜」へ!


来る7/20(土)
明治大学
アカデミーホール
にて
古川日出男さん
管啓次郎さん
小島ケイタニー
ラブさん
そして
柴田元幸さん
による
プロジェクト
朗読劇
「銀河鉄道の夜」
東京特別講演が
開催

詳細はこちら
http://milkyway-railway.com

「見えない波」
メンバーでもある
古川さん
管さん
そして
ご協力いただいた
ラブさんと
柴田さんの
「銀河」

東京では
これが
最終公演
だとか

ぜひお見逃しなく!

そして今朝
その
管さんから
メールが

アラスカで
ブラックベアーが
鮭を捕まえる
ところを
見ているらしい(笑)

ぼくも行きます

そして帰りは
神保町で呑むのだ

2014年7月8日火曜日

資生堂『花椿』に詩が掲載




資生堂のPR誌
『花椿』8月号
「Words」に
詩が
掲載されました

今号のテーマは
「かわる」

詩のタイトルは
「Rose」

『花椿』は
いうまでもなく
憧れのPR誌

アートディレクターは
かの
渋谷克彦氏

カヴァーフォトは
韓国出身の
女性写真家
イナ・ジャン氏

こころから
うれしく
光栄に思います

『花椿』の
すごいところは
表4(表紙裏)
に掲載される
冒頭の詩が
表紙と裏表紙の
モティーフに
なってしまう
ところ

だから
詩の〆切は
刊行日の
2ヶ月前
になる

詩を受けて
表紙には
薔薇を
あしらって
いただき
裏表紙は
白を基調に
グリーンの
リボンが伸びた
(詩を読んで
みてください)

デザインは
ほんとうに
すてきだなあ
と惚れ惚れ

機会があれば
ぜひ
お手にとって
みてください

2014年7月6日日曜日

半夏生草と夏の花瓶



夏が半ば生まれる
と書いて
はんげしょう

夏至から
十日ほど経つ
7月2日を
暦の上では
そういうけれども
半夏生草は
たしかにこの頃
咲きはじめる

ドクダミ科の
野草で
おしろいを
したような
花弁が
緑の葉のうえに
飾られ
半化粧した
という
名の由来も
あるらしい

紫電の形で
折れゆく
茎も
独特の
趣がある

おなじみ
俳句の季語にも
なっている
草花だけれども
不思議な花だ

半夏生から
5日後は
七夕で
松尾芭蕉は

「文月や 六月も
夜の常には似ず」

と詠んだ

夏が半ば生まれる
という詩情が
ぼくは大好きで
そんなポエジーが
凝って
そのまま
花の姿に
なったような
半夏生草を
見つけると
つい持ち帰り
活けたくなる

といっても
花は
いつも
投げ入れで
花瓶は
トルコの
海揚がり
17世紀ごろの
水瓶

下の写真
夏の花瓶は
妻が最近
初めて買った
骨董(?)

福島のニシン鉢で
明治頃のもの
らしい

活けた
花は野生の
コスモス

毎年
初夏から秋口まで
庭でずっと
咲き乱れている

妻曰く
ニシン鉢は
「八重さんも
使っていたかも」
女性も野花も
うつくしくて
ほんとうにつよい

2014年7月4日金曜日

「ジャン・フォートリエ」展へ


東京ステーション・
ギャラリーで
開催中の
「ジャン・フォートリエ」展
とても
おすすめです

フォートリエ
というと
「アンフォルメル」の
先駆的作品となった
《人質》シリーズ
が有名だけれど
ぼくは
フランシス・ポンジュ
との共作
『アスパラガス』
を思い出す

ジャン・ポーラン
をはじめ
瀧口修造
大岡信
など
日仏の詩人たち
とも
ゆかりがあり
インスピレーションを
与えてきた

展示では
ジャン・ポーランを
インタビュアーにした
貴重な映像
「怒れる者
フォートリエ」も
上映されていて
あの独特の
厚塗り技法を
フォートリエ自ら
実演している

ぼくは
フォートリエの
《裸体》シリーズが
好きで
ヨーロッパで
評価を受けた
ジャズ・ピアニスト
マル・ウォルドロンの
オリジナル・ナンバーに
捧げられた
《オール・アローン》
現物を見られたのが
うれしかった

暗翳として
鋭く
それでいて
エレガントで

あらためて
フォートリエは
色彩感覚が
すばらしい
と思う
陶板のように
肉感的な
厚塗りも
写真では
ぜったいに
再現できない
やっぱり
絵画は実物を
肉眼で
見るべきだ

東京では
会期の終わりが
近いけれど
ぜひ
いってみてほしい

画家では
食べていけない
時代に
ナイトクラブも
経営していたという
フォートリエ

俳優みたいに
精悍なマスクは
若いころの
田村隆一さんに
似ている
と思いません?

2014年7月2日水曜日

三角みづ紀さんのパリ土産


パリで
フィギュア作家宅に
滞在していた
詩人の
三角みづ紀さんから
お土産を
もらった

ユダヤ博物館で
バン・デ・シネ
(フランスの
マンガ)の
歴史の展示を
していたそう

ぼくも
三角さんの
前橋での個展に
伺ったとき
BD作家の
ノートを
差し上げた

『現代詩手帖』
7月号に
本ブログでも
ご紹介した
三角さん
前橋の白井さん
小野田さんの
座談会が
掲載されています

ぼくも
最近
アート関係の仕事
が多く
新聞の取材で
昨日は
東京ステーション
ギャラリーに
いってきた

10月には
フランスの
「エコール・ド・
ボザール」
での
プロジェクトが
ひかえている

今日は
これから
九段下の
東京国立
近代美術館へ

その後
昨日
閣議決定された
9条解釈改憲への
反対集会に
参加する