2015年1月1日木曜日

謹賀新年2015





   新年あけましておめでとうございます。
   今朝は初勤行の後、ご挨拶、おせち。お屠蘇は越乃寒梅金無垢、清水卯一さんの黒高麗盃。きんとんは庭の梔子で炊いたもの。
   本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年12月31日水曜日

2014年、最後の詩は


  
   大晦日の朝は詩を書いていた。
   最後の詩は、北上市にある日本現代詩歌文学館の平成27年度常設展「いまを生きる詩歌」に出品。自筆原稿も展示されます。いつもおいしい龍泉洞ヨーグルトを送ってくださる方は、いまも仮設住宅で暮らされている。
   今年もいろいろなことがあった。小説家の古川日出男さん、詩人・比較文学者の管啓次郎さんらと欧州5都市で朗読した、「見えない波」プロジェクト。スロヴェニアはプトゥイでの国際詩祭への招待。チューリッヒでのリーディング。フランスはブールジュでの滞在執筆。詩人の暁方ミセイさん、管啓次郎さんと、ぼくにとって初めての共同詩集にして電子詩集『遠いアトラス』も刊行することができた。ほかにもいろいろ、いろいろ。
   来年も岩手、鹿児島、そしてアメリカなどでの仕事が控えている。
   書ききれない沢山のこと、今年もみなさまには大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
   Dear my frends in all over the world, Iwish you will have a happy and great new   
 year. Peace and No neuks!

2014年12月29日月曜日

ロンディーノでランチ






 

     鎌倉から江ノ電で稲村ガ崎へ。海沿いのイタリアン、ロンディーノでランチを食べる。
     詩人田村隆一が好んだレストランは、シンプルだが本格・本場のイタリアの味を伝える。魚も新鮮。イタリアに行かれた方で、日本のイタリアンに物足りなさを感じているのなら、おすすめです。
   プロセッコと飯蛸のマリネではじめて、前菜、プリモは田村隆一が好んだ「娼婦風スパゲッティ」。セコンディはアイナメのソテー。田村隆一はこのレストランをよく訪れ、すぐ目の前の海を眺めながらワインを呑んだらしい。かの「三日酔い」のときも、ここの「唐辛子とニンニクのスパゲッティ」なら食べられたと、奥様の悦子さんが語られていた。ワインはピネーロ、ピノノワールのロゼで、キアーロ・ディ・カレをボトルで頼んだ。最後は洋梨のケーキ。ヨーロッパ以来、久しぶりにお腹がぱんぱん。
   三十代の前半、新宿に住んでいたぼくは、一月に一度は湘南新宿ラインに飛び乗り、ロンディーノに通っていた。さいたまからも鎌倉は電車で一本。またすぐ来たいな。
   新年一月に都内で田村隆一をめぐるイベントに出演予定です。そんなわけもあって、今回はロンディーノ。

2014年12月26日金曜日

「現代詩手帖」新年号に詩が掲載


   「現代詩手帖」2015年新年号に、「Asian Dream」ともう一篇、作品が掲載されました。今回は80行程度。
   同名の連作詩で、1991年に勃発した湾岸戦争直下のアメリカが舞台。当時のぼくはまだ十代で、一年間、サンフランシスコ対岸の黒人街、オークランドに滞在していた。アフロアメリカン解放運動、マルコムXのブラックパンサーの拠点。大リーグが好きな方なら、オークランドA’sの名が浮かぶだろう。
  連作詩は90〜2年、ぼくが聴いたりプレイしていたジャズナンバーが各詩のタイトルにもなっていて、作品には曲のクレジットもついている。ご興味のある方はYouTubeなどで検索してみてください。オリジナルの演奏ならアップされていると思う。当時のジャズを聴きながら、詩を読んでいただけるように、連作詩は書いてある。機会があれば、ぜひお読みください。
   いままで書き綴ってきた連作詩「耳の笹舟」は一先ず、終了。タイトルは未定だが、来年の冬に刊行を予定。

2014年12月25日木曜日

定型連詩『地形と気象』がスタート


 左右社公式ホームページで、詩人の暁方ミセイさん×大崎清夏さん×管啓次郎さん×石田瑞穂による定型連詩『地形と気象』が、クリスマス・イヴの昨日、スタートしました!
 ディレクターは大崎さん。マイナビの『遠いアトラス』につづき、ぼくにとっても、いまもっとも読みたい詩人たちによる豪華ユニットだと思います。

 新プロジェクト『地形と気象』はこちらから。

 http://sayusha.com/webcontents/c11/p=201412241907

 一番手はミセイさん。全員でタイトルレス、4×2+3×2の14行、ソネット風形式で連詩を綴ります。週一で順番に更新の予定。つぎの書き手はだれでしょう。お楽しみに。
 写真はパリのリュピュブリック広場から見上げた、飛行機のクロスロード。

2014年12月24日水曜日

今年のクリスマスプレゼント


   クリスマスのプレゼント、女性服やバッグを選ぶのが、とみに苦手になってきた。周囲には女性ものの下着を買うのに抵抗がない欧米や日本人の男友達もいるけれど、ぼくは勘弁してください。男子厨房に入らずなんていう御仁は、さすがに時代錯誤な気もするけれど、そのうち、女性の下着を買えない男性もそう呼ばれてしまうだろうか。
  大切な女性たちへのプレゼント、クリスマスにかぎらず、ぼくはサンタ・マリア・ノヴェッラの香水やアロマで統一している。1612年、フィレンツェ創業。世界で初めての薬局として開業したが、メディチ家の庇護のもと、石鹸やアロマを手作りしはじめた。史上初の「香水」を生み出したのもここ。17世紀、それはアクア・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ、王妃の水と呼ばれていた。
  はじめてフィレンツェの本店を訪れたとき、感動したので、日本でも買えないかなと思っていた。そういえば、よくヨーロッパに買い付けにゆくアンティークのタミゼさんではポプリを店内で使っている。焼酎をかけると、香が蘇るのだそう。
  今年は、王妃の水や手摘みの薔薇の化粧水などを選んだ。みなさん、よいクリスマス・イヴを。

2014年12月21日日曜日

自分にクリスマスプレゼント?


   自分へのクリスマスプレゼント。なんか淋しいけれど、毎年、ご褒美のつもりでなにか買うことにしている。
   とはいえ、今年はとくにほしいものもない。
   骨董屋にも最近まったく行く時間がないし、今年は海外出張も多く、懐具合も芳しくないのだ。
   そんなときは、ふだん買うにはためらってしまう、すこし高価なDVDやCDなどを買ってみる。
   今年はina版、セルジュ・チェリビダッケ全集を購入した。写真CDの「ロメオとジュリエット」はプロコフィエフのだが、ぼくはEMI版のチャイコフスキーのが好きです。金もなくて暇な学生時代は、読む本がなかったり、言葉にあぐねると、譜面をひっぱりだしてきて、一日かけてフルトヴェングラーの指揮と聴き比べをしたりした。
   数年前には、テオ・アンゲロプロスのDVDBOXを買った。酒と肴を買い込み、三ヶ日は部屋に籠りきりで「旅芸人三部作」をひたすら見続けた。仕事で外に出たとき、ひたすらギリシャの映像と言語を浴びていたせいで、自分がどこの国にいるのかわからず、くらっときたっけ。
   チェリビダッケ全集はスカルラッティを指揮した盤がないか、期待したのだけれど、残念ながら未収録。バッハの大フーガから順番に、原稿や年賀状を書きながら、年末から毎日一枚聴いていく。