2014年10月13日月曜日

伊勢、白鷹の酒


伊勢神宮 内宮


五十鈴川


おはらい町の白鷹三宅商店




 鳥羽の後は、内宮にお参り。おはらい町の白鷹三宅商店で「白鷹 純米吟醸特別酒」を呑む。白鷹は神宮御料酒であり、特別酒はここでしか呑めない。
 本来は酒屋で吞み屋ではないが、店内には白檜の一枚板を敷いたカウンターがあり、利き酒ができる。おかみさんが手慣れたふうに、一升瓶から一発で、表面張力ぎりぎりまで酒を注いでくれる。まず「お迎えします」といって、盃に直に唇をつけて一口すすり、あとはぐいっと呑み干す。ぼくのお目当ては、もちろん、新酒。
 樽の香りがたまらない。これこそ、秋の香り。白鷹の特別酒を呑んで、やっと秋がはじまった。

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