2015年1月17日土曜日

ワタリウム・イベント「旅の詩、詩の旅」に出演




左から文月さん、和合さん、遠藤さん


城戸さん、遠藤さんのリーディングを上から覗く、和合さん


文月さん。暁方さんのすぐ次がぼくの出番でした。ミセイさん、写真がなくてごめんね!
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   1/17、土曜日の午後。東京は外苑前駅
ちかくのワタリウム美術館で、「旅の詩、詩の旅」イベントに出演した。詩人の城戸朱里さんが企画、主催、司会。アメリカ現代詩研究者で和光大学准教授の遠藤朋之さんがトークと朗読の司会をしてくださり、詩人の暁方ミセイさん、石田、城戸朱里さん、文月悠光さん、そして福島から和合亮一さんが出演した。
   テレコムスタッフ制作の詩とアートの番組「Edge」から、旅の詩人、白石かずこ篇、田村隆一篇が上映。つづいて、トーク、朗読という運び。
   トークでの旅の名言は数数あったけど、チベットの旅から帰国したばかりの暁方ミセイさんが、旅を「正当な孤独」と形容したのが印象に残る。その一言に、彼女の旅のセンスや哲学がこめられている気がした。ぼくらが旅に出るのはそれを求めてだし、詩を書く行為も、生きることの「正当な孤独」を求めてのことだと思う。
   日曜日からドバイで執筆滞在という文月さんの堂々とした朗読をはじめ、出演者の朗読もすばらしく、一詩人として勉強させていただいた。さらに、この日、ぼくが着目したのは、オープンマイクでのリーディング。浅野彩香さん、斎藤千尋さん、猫野エミリーさんをはじめ、現代詩手帖などを賑わしはじめた新しい詩人たちが飛び入り。詩も朗読も面白く、刺激になりました。
   ワタリウムからはまた近々、ポエトリーリーディングをしたい、とのお話もいただいた。ご来場のみなさま、本当にありがとうございました!オープンマイク、とてもいいなぁと思いつつ、中華『楽記』で上海鶏とまるで老酒の風味のシャルドネで楽しく更けていく青山の夜。

2015年1月16日金曜日

明日はワタリウム・イベント


   桜のつぼみが、もうではじめている。今日は午後から、さいたま市内の芝川小学校の公開授業に参加出演。明日は、いよいよ「旅」をテーマにした、ワタリウムでのイベントが開催される。ぜひお越しください。

ワタリウム美術館 × 城戸朱理 新春特別企画!

『詩の旅・旅の詩』トーク、リーディング&オープンマイク


日本ならば西行、そして芭蕉、中国ならば李白や杜甫、

そしてヨーロッパならばホメロスからダンテ、エズラ・パウンドまで。

生涯を旅と放浪に過ごした詩人は少なくない。

現代の詩人も、また旅をする。

 詩にとって旅とは何か、旅の詩は、どうやって生まれるのか。

 詩をこよなく愛し、アレン・ギンズバーグらとも親交があった和多利志津子前館長を偲ぶポエトリー・イベント。自由参加のオープンマイクもあります。

  

1月17日(土)14:00〜17:00

ワタリウム美術館(東京都渋谷区神宮前3-7-6)

Tel:03-3402-3001  Fax:03-3405-7714 Email:order@watarium.co.jp

 参加費:2500円

 

【第1部】14:00から

アート・ドキュメンタリー「Edge」田村隆一篇・白石かずこ篇(予定、各30分)

上映

 

【第2部】15:00から

トーク「旅する詩・詩からの旅」

和合亮一、石田瑞穂、暁方ミセイ、文月悠光(司会:城戸朱理・遠藤朋之)

 

【第3部】16:00から

リーディング&オープンマイク

・朗読:文月悠光、暁方ミセイ、石田瑞穂、和合亮一(司会:遠藤朋之)

・希望者リーディング(ひとり5分以内、17:00終了予定)

 

【申込方法】氏名・住所・電話番号・E-mailアドレスと

オープンマイク希望の有無を明記の上、Faxかe-mailでワタリウム美術館へ。


 企画:城戸朱理 協力:テレコムスタッフ

2015年1月14日水曜日

『地形と気象』快進中


   初出として仏訳が掲載される予定の長い詩を書き上げた朝、つづけて、いま左右社さんのホームページで暁方ミセイさん、管啓次郎さん、大崎清夏さんとともに連載中のリレー定型詩『地形と気象』の8番目の詩を書く。
   みなさんノリノリで、1人が書くと次の詩が早い時で数時間後には届く。
   アップはいまのところ週一ですが、快調に、進行中。
   ぜひお読みください。

『地形と気象』はこちらから

2015年1月9日金曜日

温泉とラーメン

   

   年末から無休で、半休がとれた日。さいたま市から近い春日部に行った。以前も書いたかもだけど、この日光街道ぞいの街は、かつては問屋街で、粕壁、つまり蔵の白壁が軒を連ねた。俳人、石田波郷が住んだ街。いまではアニメの聖地で有名かも。
   ここに天然掛け流し温泉があって、ときどき入りにくる。天気のいい日、駅から歩きながら芦が茂って風情のある古利根川をわたる。煙草を吸いながら、青鷺や鷭といった水鳥を眺め、鶸の可愛らしい声に耳をすます。
   温泉と昼寝がおわると、ぼくが向かうのは、ラーメン屋の「豊」さん。自家製餃子とビール、手作りの大根の酢漬け、ハイボールを何杯かもらい、〆は「中華そば」。呑む人はあまり見かけない。ラーメン誌にもたびたび登場しているので、食べ専のコアなファンも多いかも。以前は、八海山がおいてあり、しかも400円ぐらいだった。
   ゆたかさんのラーメンは、埼玉の地粉ハナマンテンをつかった自家製麺。春日部は昔から製麺所の多い、うどんの街でもある。マスターいわく、麺はラーメンの種類ごとに調合や太さを変えるのだそう。澄んだ魚介系のスープは天然だしにこだわり、豚、鶏ガラのほか、にぼし、昆布、鰹、するめ、貝柱などでとるみたいだ。いつもは醤油スープの中華そばしか食べないけど、今回食べたのは、新作の「鶏白湯」。柚子胡椒、レモンをかけて食べる。チコリやアボカドも入った変り種だけど、うまかったです。
   都内の某有名中華レストランで修業してきたマスターだから、おつまみもラーメンもセンスがいい。中華特有のぎとぎと感がなくて、やさしい味わいだ。明るいジャズがかかっているのも好きです。
    20代の前半、田村隆一がひととき暮らした東京の保谷の近くに住んでいた。その頃、田村さんのエッセイで、銭湯、貸本屋、ラーメンという黄金の詩人コースを読み、ぼくもマネしたのだ。ぼくの町にも当時、貸本屋があり、古びた店内の梁には猫がズラリ。鈴生りになって客を見下ろしたり、書架から書架へ渡り歩いていたっけ。
   温泉と、大人のラーメン屋の休日、どうですか?

2015年1月7日水曜日

七草粥と西脇順三郎



   今日は母が七草粥を作ってくれた。これで、お正月が明ける。
   うちの七草粥は瀬戸内のアゴ(飛び魚)だしのみで炊く。塩はいっさい入れない。七草粥というと、なんとなく思い浮かぶのが、西脇順三郎。随筆集『野原をゆく』のなかで、春の七草と七草粥にふれた箇所があって、セリ、ナズナ、ゴギョウ…ときて、さいごにサトイモ、とくる。そして、お米の粥のかわりに餅を食べるのだそうな。
   まあ、こういうトリビアはいろいろあるのだと思う。以前、西脇の故郷の小千谷市に招かれたとき、七草粥のはなしが印象的だったので、尋ねた。小千谷では七草粥を食べる習慣はなく、かわりに「七日餅」というものを食べるという。寒の入りを過ぎて雪深い新潟では、七草もすずしろなどは手にはいらず、かわりにサトイモを入りたり、米も出せないので、餅なのだとか。海側では干し海老や貝も入れるというから、贅沢。というか、お雑煮との違いは…。
   そして、その後、雪室から出してきたばかりの納豆と砂糖、濃い口の醤油と餅をあえた納豆餅をご馳走になったのだ。あんな美味しい納豆餅は、あれから先もあとも食べたことがない。
   いつか、「越乃寒中梅」(寒梅、ではない)とともに七日餅も食してみたい。

2015年1月5日月曜日

『文芸埼玉』に詩が掲載


   新刊の『文芸埼玉』第92号に詩篇「揺蓮」が掲載されました。
   埼玉県教育委員会、さいたま文学館が年一回刊行する、小説、詩歌、俳句、児童文学、随筆、川柳の文芸誌で、公立図書館や美術館の他、県内の公立学校などにも配布、収蔵される。歴史ある文芸誌は立原道造をはじめ、中村稔氏など埼玉県ゆかりの近現代詩人が収録されてきた。そのような郷土の文芸誌に書かせていただき、光栄です。
   伊藤信昭氏の埼玉詩壇をふりかえる論考「詩の鉱脈を穿つ」も大変興味深い。小説家では辻村仁志氏が書かれていた。機会があれば、ぜひお読みください。 

2015年1月2日金曜日

新春。ワタリウム・イベントに出演

   
   新年早々、イベントの告知で恐縮です。定型リレー詩『地形と気象』で一緒の暁方ミセイさんも出演されます。ぜひお越しください!

ワタリウム美術館 × 城戸朱理 新春特別企画!

『詩の旅・旅の詩』トーク、リーディング&オープンマイク


日本ならば西行、そして芭蕉、中国ならば李白や杜甫、

そしてヨーロッパならばホメロスからダンテ、エズラ・パウンドまで。

生涯を旅と放浪に過ごした詩人は少なくない。

現代の詩人も、また旅をする。

 詩にとって旅とは何か、旅の詩は、どうやって生まれるのか。

 詩をこよなく愛し、アレン・ギンズバーグらとも親交があった和多利志津子前館長を偲ぶポエトリー・イベント。自由参加のオープンマイクもあります。

  

1月17日(土)14:00〜17:00

ワタリウム美術館(東京都渋谷区神宮前3-7-6)

Tel:03-3402-3001  Fax:03-3405-7714 Email:order@watarium.co.jp

 参加費:2500円

 

【第1部】14:00から

アート・ドキュメンタリー「Edge」田村隆一篇・白石かずこ篇(予定、各30分)

上映

 

【第2部】15:00から

トーク「旅する詩・詩からの旅」

和合亮一、石田瑞穂、暁方ミセイ、文月悠光(司会:城戸朱理・遠藤朋之)

 

【第3部】16:00から

リーディング&オープンマイク

・朗読:文月悠光、暁方ミセイ、石田瑞穂、和合亮一(司会:遠藤朋之)

・希望者リーディング(ひとり5分以内、17:00終了予定)

 

【申込方法】氏名・住所・電話番号・E-mailアドレスと

オープンマイク希望の有無を明記の上、Faxかe-mailでワタリウム美術館へ。


 企画:城戸朱理 協力:テレコムスタッフ