2015年5月22日金曜日

「まどろみの島ーuisce agus loch」展前夜




    現在19時をすぎたところ。写真家の赤阪友昭さん、先生がついに展示作業にのりだした。いままで、プリンタの不調が彼を苦しめていたのである。
    場所は、大阪は福島区の聖天通り商店街の奥にある「フォトギャラリー・サイ」。周囲には、大阪の下町のじつに風情ある優良な呑み屋さんがいっぱい。金曜日の明かるいうちから、常連さんが大阪風もつ鍋屋に陣取り、初夏の風に吹かれながらコップ酒を傾けている。いい商店街だ。
    しかし、先生の入魂の作業をまえに、ひとりで呑みにゆく、なんてことは人として許されぬ行為であろう。いや、詩人なら許されるか。人じゃないから。いずれにせよ、ぼくはおとなしくノンアルコールで先生の作業を見守り、ときに手伝いを申し出、役にたたないことがわかると、本棚にあった、何度も読んでいる田村隆一『詩人のノート』を最初から読み返すのみ。
   「入り口の写真が決まれば、ほかの写真はすべて決まります」、と友さん。それは、詩のファーストラインとおなじだろうか。
    先生のおかげで、展示は着々と形になってきていて、しかも、写真と詩による幻影のなかの「旅する書斎」が出来しつつある。あすからの「まどろみの島ーuisce agus loch」展、ぜひご来場ください。

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