2015年2月23日月曜日

パリのおすすめJAZZ


   仕事の視察でルクサンブール公園そばのCafe Universelにゆく。ちいさいけれど、最先端のミュージシャンが出演するクラブで、いまや欧州ファンの間では知るひとぞ知るスポットだ。
   その晩はたまたま入ったのだけど、いきなりドラムンベースの重低音がガンガンかかり、店内はすでに白熱していた。ジャズクラブにしては珍しく、立って踊っている観客もいる。ステージの左袖、ターンテーブルの隣でラップみたいにループを描く不思議なピアノソロを弾きまくっていたのが、Encho Leeだった。バンドはピアノ、フレットレスベース、DJという型破りなトリオ編成。
   日本にはまだ来てないんじゃないかしらん。すごくご機嫌なプレイだったから、無愛想なウェイトレス嬢をせっついて、CDを買ってみた。クレジットにはデイヴ・ホーランドのバンドで大活躍した、ネイト・スミスがドラムを叩いている。おお!さすがにネイト氏は出演してなかったけど。
   パリのアンテナの感度、好奇心には恐れ入る。これから何回か、パリのトリヴィアを紹介します。

0 件のコメント:

コメントを投稿